湖畔の声 表紙
2021年5月1日土曜日
2021年5月号 藤の花(草津市)
4月の花が桜ならば、5月は藤の花がその代表格ではないでしょうか。ただ、咲く時期は次第に早くなっているので5月中旬には散ってしまっているかもしれません。日本固有種で、枕草子や源氏物語にも登場し、また短歌や俳句でも題材になっています。「藤の花」は、晩春の季語だそうです。花の色のおかげで高貴なイメージがあり、花や葉っぱをモチーフにした家紋は、十大家紋の一つだそうです。写真は、草津の三大神社の境内で撮影しました。以前は花穂が長く伸び地面に届くほどであったため「砂擦(すなず)りの藤」と呼ばれたそうですが、樹齢四百年余という老木のせいかそこまでは長くありません。それでも1m以上はあるので壮観です。
2021年4月1日木曜日
2021年4月号 八重桜(彦根市)
桜と言えば、ソメイヨシノが代名詞になっていますが、近江では4月上旬には満開になり、本誌が発行されるころには葉桜となっています。替わって咲くのが八重桜です。八重桜という名称は、品種ではなく花びらが幾重にも重なって咲く桜の総称だそうです。10~100枚以上の花びらがありますが、多いものでは300枚も。その形状から菊桜とか牡丹桜と呼ばれます。ソメイヨシノとは違い、葉っぱも同時に出てくるので、色彩が豊かです。写真は彦根にある庄堺公園で撮りました。開花から散るまでの期間が長く、ゆっくり楽しめます。
2021年3月1日月曜日
2021年3月号 #あのベンチ(彦根市)
彦根市の琵琶湖畔に観光案内書などには載っていない名所があります。琵琶湖総合開発前は、湖岸は砂浜から自然な坂で道につながっていました。護岸工事の結果、道路脇に広い路肩が築かれ、その一角に自然に生えた木(栴檀)があります。数年前に、近くの住人が手作りのベンチを置きました。やがて、「#あのベンチ」というタグ付けでSNSに数多くの写真が投稿され、あっという間に有名になりました。ビワイチのサイクリスト、車やバイクでドライブする多くの人たちが立ち寄ります。結婚の前撮り写真の一つになるにぎわいぶりです。
2021年2月1日月曜日
2021年2月号 三島池と水鳥(米原市)
13世紀ごろにつくられた農業用のため池です。今では自然と一体化しています。特に西岸からは伊吹山がほぼ正面に望め、水面に逆さ伊吹が映ります。ふだんは、留鳥のサギ、カイツブリやカワセミなどがいますが、冬になると多くの水鳥が渡ってきてとてもにぎやかになります。人慣れしているので、逃げるどころか人が水辺に立つと近づいてきます。「日本のため池百選(滋賀県では3つ)」に選ばれています。アクセスも楽なので、湖北の撮影スポットの一つです。例年、近くのグリーンパーク山東では「鴨の里盆梅展」(今年は残念ながらコロナ禍で中止)が開かれます。
2021年1月1日金曜日
2021-1月号 メタセコイア並木 (高島市)
「日本紅葉の名所100選」に選定されているだけあって、紅葉の時期は大勢の観光客が訪れます。しかし、紅葉の時期だけでなく、年中楽しめるメタセコイア並木です。 2015年7月号の表紙では、緑のメタセコイアでした。同じ構図で今回も撮影しました。人物の立つ位置も偶然ですが、ほぼ同じです。ねらったわけではないのですが、自然とこの位置が絵になるのでしょう。雪が枝に積もっているところを撮りたくて何度か通いましたが、まだ一度も撮れません。メタセコイアの枝は先が細く、よほどの条件が整わないと雪で覆われたメタセコイアを撮るのは難しいようです。
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